またまだバルタイROMチューニング

2005年08月29日

まだやるのかバルタイ

いいかげんにして欲しい?

それはおいらが言いたい(-"-)(自爆)

結果が出なくてそろそろぶち切れそうななんでも屋なのであった。

現在のバルタイ
IN111°/EX114.5°(想像値)
               ↑気弱な注記がついていたのに気がついたでしょうか?

いまいちだなぁ...と悩んでいたなんでも屋に友人より一本のメールが入ったのであった。
「御殿場某所でバルブクリアランスを覗いてみるよ」
これはなんとしてでも出かけなければなるまい。

駆けつけた場所は、御殿場は富士スピードウェイにほど近い廃屋。(違)

c0ce6f83.jpg


看板は無いが、れっきとしたレースガレージなのである。
建屋の中にはエンジンの降りたGT-Rが三台も並んで修理を待っている。

本日二回目のバルタイ変更を行った。

作業中のおいら。その左にいらっしゃるのがここのレースガレージの主。知る人ぞ知るお方。

4eb5224e.jpg


友人のツテでちょこちょこお邪魔するようになったのであるが、ド素人のおいらのやることが面白いらしくて歓迎?していただけている。仕事中にちょろちょろ邪魔して場所や工具は借り放題。まったく儲からないお邪魔虫なのであるが...
そのお礼にせっせと芸を披露せねば。

今回お借りした秘密兵器

ファイバースコープ(ドラエモン風に読んでね)
eb929c0f.jpg


プラグ穴よりこいつを差し込んでバルブのクリアランスを目視できるという優れもの。ついでにシリンダ壁のキズやらピストン頭頂のノッキングの跡やらバルブシートの当たり具合やらも見てしまおうって寸法だい。

あっちっちのエンジンをぶつくさ言いながらプラグとタイミングベルトカバーを外していく。
上死点を出して内部を覗いてみた。
・・・?
首をひねってみる。
・・・?
考えてみる。
・・・?
どうやら見てはいけないものを見てしまったようだ。

IN側のバルブクリアランスはギリギリまで詰まっていた。
カム270時にギリギリに詰めたのは前回同じ装置を借りてこの目で見た。
カム260の標準設定なのに今でもギリギリなのはなーぜ?
ま、そんな小さなこと(小さくないのだが(^^;))は置いておいて、問題なのはEX側。

いくつか前にバルタイのお絵かきをしているのを見てみてください。
作用角260で中心角114.5°だったら、上死点を過ぎて15.5°のあたりでEXバルブが閉じるはずなのであった。

ところがおいらが見たものは...
上死点で既にほとんど閉じていたEXバルブ

うーん?中心角は130°ぐらいなのだろうか?
ノーマルより早く開いているぞ。
オーバーラップは思ったよりついてないぞ。
オーバーラップが無いのにアイドリング負圧が低いのはなーぜ?
排気が早く開いているのに、ブーストの立ち上がりが悪いのはなーぜ?
後から後から疑問が湧いてくるのであった。

考えていても仕方が無い。
まずは笑おう!わーっはっは。
ガレージの主にも楽しんでいただけた。
こんなんでなんで調子良くエンジン回るんだろう?

さて、これをどうしたらいいのだろうかとしばし悩む。
今まで一生懸命考えていたバルタイセッティングの数字は無駄になった。
こうなったらEXもクリアランスの限界まで遅らせてみるのが男でしょう。

一気に20°遅らせた。(^^;)
    ↑この数字はとんでもないもののようだ
なぜに20°かというと、バーニアがそれだけしか動かせなかったから。
ちなみにカム山を二つずらしても15°である。(核爆)

その状態でクリアランスを覗いてみる。
数々のレースカーのエンジンを見てきた主が、「さすがにEXでこんなクリアランスは見たことがないなぁ」とおっしゃる。(爆)

おいらも絶対アイドリングしなさそうなので、5°ほど戻した。

とりあえずこの状態で組んで試走じゃ。
組み付けて点火時期を見てみて唖然...クラセンがこれ以上回せない。アイドリング点火時期の20°に3°ほど足りない。
それでもアイドリング負圧は200を切ってしまった。ブレーキやクラッチのアシストが危ない。

点火時期は遅くなる分には大丈夫だべさー、ととりあえず走って見る。

よくわからない。(;_;)

一つだけわかったこと。
15°も変化させても驚くような変化が無いということは、バルブがピストンに当たらなければバルタイなんかどーでもいいんだ。(大違)

本日3度目のバルタイ変更。
EXは4°進める=クラセンの調整ができるぎりぎりにする。
INは2°遅らせる=オーバーラップを小さくして負圧を稼ぐと共に、ピストンとのクリアランスも稼ぐ。

で、値は?
想像でしかないが、多分IN105°くらい、EX115°くらいだと思われる。
INはあと2°ほど進める余裕あり、EXはあと5°ほど遅らせる余裕あり。

バルタイはこれを最後にしたいと大いに希望いたします。

この状態で、しばらくはまたROMをいじくってみます。

おまけ
10万キロを超えたエンジンは、バルブの当たり面が月面のようになっていました。
ニューテックの圧縮比回復剤と思われる物質が、そのクレーターを埋め尽くしていました。強度のあるものならバルブからの漏れは確かに減っているだろうと思われます。ちょっと見には硫黄っぽいんだよなぁ。湯の花をオイルで溶いて燃焼室に入れてみても効果はないかなぁ?
どなたか試してみてください。


at 18:14│Comments(3)

この記事へのコメント

1. Posted by KAKU   2005年08月29日 22:48
始めまして、先日長野のミーティングでトラブルシューティングでお世話になりましたKAKUです。
暑い中、色々ありがとう御座いました。
楽しい話しもありがとう御座いました。そして、今も楽しそうな話題ありがとう御座います。
また、遠いですが某所にてお会いできるのを楽しみにしております。
あそこならバルタイの成果が良く解るかと。(でも高所ロムセッティングが必要ですが)
バルタイを実測せず、どこまで攻められるか楽しみに見守っています。
でも、一気に20°遅らせた。(^^;)なんでも屋さんスゴすぎ!
2. Posted by 相模原のなんでも屋   2005年08月30日 15:36
どもども。
先日はうちのモニター用パソコンの調子が悪くて失礼しました。
MDM100がうまくいったってことは、コネクタが半抜けだったのかもしれません。
某所にお出かけのおりにはご一報ください。都合がつくようでしたらぜひ出かけてランデブー走行(一瞬でちぎられる?(笑))させていただきたいです。
バルタイは計測はしておりませんが、クリアランスを目視しておりますのでご期待のバルブクラッシュはないはずです。(笑)
山飛びの危険があるのでスプロケットの脱着は禁止しました。(爆)
だけども気になるEX270カム。(笑)
3. Posted by ヒロ   2005年08月31日 13:10
この秘密小屋知ってまっせぇ
もしかしたら3台中の1台は知ってる物件かも(爆)
9/18にツーリングが有りますが如何ッすか?

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