2005年10月

2005年10月21日

ブーコンの製作

前になんでも屋特製ブーコンは紹介済みだが、お土産にするのにひさびさに作ってみた。

作業場所であるなんでも屋の秘密工場と特殊工具の数々
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ただのベランダのように見えるのは気にしないこと。

こんな原始的な工具で精密機械であるブーコンを作り上げるなんでも屋は凄い。

ブーコンの材料一式
上から、6Φ真鍮丸棒、7Φ真鍮パイプ、内径6Φの燃料パイプ
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精密機械の材料じゃないな。

完成したブーコン
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これで平成6年式だとブーストが1.0kになるはず。

先に差し上げた(押し付けた(爆))方からのモニター報告がまだなので、本当にそうなるかはわかっていない。
が、なんでも屋カーでは1.0kになったことは事実である。


部品工場も公開したことだし、整備工場も公開しておく。
なんでも屋の整備工場は広さが計れないほど広いのだ。(えっへん)
広すぎて屋根は作れない。
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多分、屋根を作ったら逮捕されるに違いない。

明日のお出かけに備えて道端でオイル交換をしてるの図。
そこいら中どこでも勝手に整備工場にしてしまう。今までの経験で一番整備しやすいのは高速のSAだ。(笑)

オイルが抜けるのに思ったより時間がかかったので、ついでにバルタイも振ってしまった。
ただいまのバルタイIN111/EX113。
完全に元に戻ってしまった...


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2005年10月16日

カム交換

ばっかじゃなかろうか?自分でも呆れてしまう。
またまたカム交換の巻。

IN作用角270°のカムで良くなったと思っていたのであるが、山を走って気のせいであったことが判明。中速が無くなっているのでコーナーの立ち上がりが遅くなっている。
振動と音でその気にさせられていただけだった模様。
もしかしたら上では伸びているのかもしれないが、普段の山道で遅いのでは...
サーキットに行くときにはまた交換すればいいや。(馬鹿)

という訳で見慣れたエンジンルーム
ん?見慣れないものがあるのにお気づきであろうか?

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ボンネットを開けたらラジエターの手前にエクステンションバーが鎮座なされて...前回の作業で置き忘れていたらしい。
全開山走りもやったのに、跳ねて後ろのカムベルトのほうに跳んだらえらいことになるとこだった。(^^;)

整備の後はちゃんと工具を確認しましょうね。
何回やっても毎回何かを学習するなぁ。>自分(爆)

前回学習したのでマーキングもきちんとやりました。
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さくさくっとカムを外してしまいました。
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毎回同じ作業ばかりでもつまらないので、タペットクリアランスの計測も行ってみました。
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手前一番から
0.45/0.45/0.50/0/50/0.50/0.50/0.49/0.49/0.50/0.51/0.49/0.50
非常に綺麗に数字が揃っていました。
めでたしめでたし...
って、おい!なんか数字がでかくないですか?
なんでも屋カーは湾岸仕様なのでクリアランス大きめなんです。超高回転を連続使用すると、バルブが熱で膨張して圧縮漏れを起こすので、大きめのクリアランスを設定するのが常識になってます。(大嘘)

とりあえず見なかったことにしとこ。(爆)

そんな訳で無事270→260への変更は完了したのであった。
作業時間約二時間半。慣れてずいぶん早くなってきた。(笑)

バルタイはとりあえずIN107°/EX115°から
10分ほど走ってさっそくIN111°に変更。107は上の伸びがいまいちだった。
これで前とほぼ同じ仕様。(前は角度の読み方間違っていたのでEX113°)

さて、今度はバルタイはどこに落ち着くのやら?


at 15:15|PermalinkComments(2)

2005年10月10日

まだやってるバルタイ

先日の結果で決まったんじゃないのか?>なんでも屋

カバーするのがめんどうだったので、そのままほったらかしだったのだ。
ネジロックしておくべきだった。(違)

体感でのバルタイは決まったつもりでいた。
しかし、体感で早いセッティングが実走で必ずしも早いセッティングではないということは、ちょいとROMチューンをかじったことのある方や、サスセッティングに悩んだことのある方ならご存知であろう。

そんな訳で、本当に早いの?と疑問に思ったなんでも屋はデータで解き明かしてみようと考えた。

トレーサ画面
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プロが使うものにはかないませんが、なんでも屋は簡易的に各種データをトレースするパソコンを持っていたりする。

こいつで各バルタイごとのエアフロ電圧を見てみたら、どのタイミングが一番エアが入っている(=パワーが出ている)かが一目瞭然。

IN中心角      111 115 113 109
1速
エンジン回転数 7300 7238 7188 6962
エアフロ1電圧 4.76 4.72 4.71 4.70
2速
エンジン回転数 7738 7525 7625 7025
エアフロ1電圧 4.80 4.76 4.74 4.80

ほれ出た!

ん?
回転数ばらばらで比べられないやんけー!
サンプリングの関係でこうなってしまうのだなぁ。
ま、しょせん素人のもってるシステムじゃこんなもんでしょ。(爆)

この数字から無理やり結論を引きずり出すと...
IN中心角は111-109°あたりで一番エアが入っているようだ。
体感的には111のほうが良く感じるが、上だけ数字で比較すると109のほうが若干ではあるがエアが入っていそう。誤差かな?

オーバーラップを増やすと下でトルクが出るはずなんだが、109より111のほうが出足が良く感じるんだよなぁ?不思議じゃ。
これからしばらくは、その日の気分で109と111を乗り比べてみることにする。(嘘)
結局111に決めたなんでも屋の体感は捨てたもんじゃないってことだ。

これやってもう一点わかったことがある。
回転数7000rpmあたりから上になると燃料噴射時間が減ってるぞ。サチっているらしい。
もしかして、インジェクターを大きくするだけでさらなるパワーが出てくるのか?
でもなぁ、排気温度は問題ないしなぁ。無駄にガソリンを消費するだけなのか?

さらに悩みは深まるばかりなのであった。


at 12:41|PermalinkComments(2)

2005年10月08日

ポート研磨

御殿場某所で遊んでいたら、主が面白そうなことをやっていたので見学。
むふふ、プロの技を盗むのだ。

BNR32ヘッドのポート修正中
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まだまだ始めたばかりなので研磨まで行かずに切削の途中。

ほうほう、こうやって削ればいいのね。
へー、そこには水穴があるんであまり削れないのですか。
えーこれからまだ磨くの。
ひぇー。短気なおらにはできない。
やろうにも、色々聞いたのにもう忘れている奴。(自爆)

もっとも、ポートをいじくるにはヘッドを降ろして分解しなくてはいけない訳で...
ヘッドを降ろすにはタービンとサージタンクを外さないとできない訳で...
そいつらを外すだけで丸一日がかりの作業になる訳で...
ヘッドにはバルブが24本もある訳で...

めんどくさがりのおいらにできる訳がない!(きっぱり)

あれ?これはどっち側だったかな?右はフラッシュ焚いたら飛んでしまったけど、いかにも邪魔そうなバルブガイドのガイド?が...
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おいら「あれ取っちゃったら流れがずいぶん良くなりそうですね」
主「ああ、そうだね。レースカーだと取っちゃうこともあるよ」
おいら「んじゃ取っちゃいましょう」
主「そしたら500キロごとにヘッドのオーバーホールだよ」
おいら「うげっ!」

バルブが暴れてこいつが欠けて落っこちることがあるらしい。
そうなると大抵バルブの隙間から燃焼室に入って、シリンダをギタギタにした後でバルブシートもギタギタにして、出ていくついでにタービンブレードを粉砕していくらしい。
回しすぎには注意しましょう。

これは何だったかな?削りかけのINポートかな?
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で、何が言いたかったかというと、ポートの中なんか見たことある人少ないでしょうから載せてみただけなのでした。

そういえば、友人の会社で某K車のワークスマシンのヘッドを作ってるとこを見たことがあります。
7軸のNC旋盤?でムク素材から燃焼室やポートを削りだしていました。

おいら「機械で全部やるの?(@_@)」
友人「そうそう、データ入れてセットしたらあとは全部自動。簡単だよ」
おいら「おお!おいらの車のヘッドもやってやって」
友人「いいけど、データ作るだけで数十万かかるよ」
おいら「・・・」

チタンのボルトが落ちていたので拾って行こうとしたら...
友人「そのボルト高いんだからもってっちゃだめだよ!」
おいら「一杯あるからいいじゃん。少し頂戴」
友人「だめだめ、エンジン台数分しかないんだから」

なんだかんだで一台ン千万くらいになるらしい。>ワークスマシン
そりゃそうだよなぁ。チタンのボルト代だけで32のエンジン買えちゃうかも?


at 19:28|PermalinkComments(2)

2005年10月07日

サス交換

バルタイも落ち着いたことだし、週末はドライブの予定...
ハードなドライブだとコーナーでの切り返しでのロールが気になっていたので、サス交換を行うこととした。

なんでも屋秘蔵のサーキット用車高調。ピカピカじゃぁ。
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FR共に12キロという漢らしいバネレート。
一般道ではほとんどロールすることなく曲がって行く。フロントなんかバネが縮む前にタイヤが滑るぞ。(嘘)

あまりの乗り心地の悪さに、胃が悪くなりそうでお蔵入りした代物なのだ。

某オークションでBCNR33用のテイン用バネを入手。レートは8キロと9キロ。今回はフロントのみ8キロに交換してみることにする。
実は32用と同じものだと思って入札したら、届いてから物が違うと気が付いたのは内緒だ。

上がBCNR33用、下がBNR32用。
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自由長も違うではないか。32用のほうが短いぞ。一台分なのだが、33用はFR同じ自由長のバネ。32用はリアが長いのだ。
そんな訳で期せずしてレートの違うフロント用バネが二種類入手できたぞ。(笑)

なんにも考えずにBNR32用の取説に従ってショック長を調整して取り付けた。

当然こうなった。
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車高が上がりすぎて再調整。

バネが遊ぶギリギリまで下げてももうちょい下げたい。こりゃ9キロにしたらスペーサかアシストスプリングが必須だぞ。使えねーかもー>9キロバネ

この作業でなんでも屋はまた一つ賢くなった。
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十字レンチの回らない隙間でタイヤを外そうとすると、ホイールナットを外してもタイヤは外せないのだ。(爆)

一目見て気が付けよ!>なんでも屋

無駄なジャッキの上げ下げをしてしまった。


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