2005年04月

2005年04月30日

ブーストコントローラー

もうやる事なくなったはずだったのだが...
暇だとついついいけないことを。(笑)

なんでも屋の車はブースト設定1kとなっている。だが、世間一般で言うところの電子式ブーストコントローラーはついていない。無くてもブーストアップできるから。
予算の関係で買えないなんて、見栄っ張りには口に出来ない。

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この赤い↓の先にあるのが、なんでも屋特製ブーコン

取り付けは簡単だけど大変。だってRB26DETTだから。狭い隙間に腕を突っ込んでキーキーいいながらの作業となります。













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ブーコンの秘密

なんのことはないオリフィスを追加で入れるだけ。

ただし、このオリフィスの径が大事なのだ。
真似してエンジンを壊しても責任は持てません。


なんでも屋の調べによると、年式によって設定できるブーストが変わっているらしい。
前に乗っていた元年式では1.5mmで1k程度であった。
今のH6年式に1.5mmのオリフィスを入れて試乗したところ、ブーストメーターの針は、あっという間に1.5k以上まで跳ね上がった。あー、危なかった。スクランブルブーストで0.3秒くらいなら大丈夫みたいだ。(違)

H6年式の場合、
2.5mm 約1k
2.0mm 約1.2k
といった結果が出ている。

車両の個体差があると思うので、鵜呑みにしないように。
上記はPMC(だっけ?)バルブのオリフィスは抜いた状態である。
                     ↑これを残しているRオーナーはいるのだろうか?

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タービン保護のために買ってきたデチューン用ドリル。
予定では1.1kほどになるはず。

















しかし、せっかく上がったブーストを落とすことを、欲張りななんでも屋にできるのか?
タービンの無事を祈ることとする。

タービンもそうなんだが、先日ブースト1kでも妙な動きをしたタコメーターも気になる。クラッチも逝きそう。


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2005年04月29日

車の仕様1

ローター交換後は電車の音が出なくなりました。(喜)
ただ、ブレーキの効きもいまいち。あたりが出てないだけかな?

さすがに作業ネタは切れてしまった。(笑)
今日はEXのバルタイを少しいじろうと思っていますが、作業の内容としては前に書いたとおりだし...

ということで、昨日下にもぐって撮った写真。

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憧れのオーリンズ

スプリングはアイバッハのノーマル形状
レートは多分5k弱

本気で攻めるにはやわらかい、街乗りでは硬い中途半端な足(笑)
まぁ、そこそこは満足しておりますが。

直巻きが欲しい。ので下のお皿とバネが余ってる人はください。ピロアッパーがあってもいいです。(甘)
















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ピロテンションロッドとブレーキ導風板

ハンドリングが良くなるらしい、ということでピロにしてみた。
鈍いなんでも屋には違いがわからない。

ノーマルより径が太いために、導風板の取り付けには涙ぐましい努力があったのだ。その詳細は近々プロジェクトXで放映されます。(大嘘)









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テフロンブレーキホース

やけにかっちりしたブレーキフィーリングだなぁと思っていたら、やっぱりこいつが入っていました。昔は針金を巻いて強化していたものだが(遠い目)














こうやって、車の仕様を少しずつ小出しにしていけば、また一週間くらい稼げるかな?(笑)




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2005年04月28日

ブレーキローター交換

なんでも屋の車はブレーキが五月蝿い。
どれほど五月蝿いかというと、

通行人が、
いつからここは線路になったんだぁ!怒り
というくらい。

信号で止まるたびに周囲の注目を浴びて、シャイななんでも屋はとても恥ずかしい。
一度は山道で鋭い突っ込み(注)をした際に、あまりの音にブレーキが壊れたのかと思わずペダルを緩めて壁に行きそうになったことも。
 (注)当社比

当然ながら制服を着た方の注目も浴びるので、なんにもやましいところはないのに落ち着かない。

最初は静かだったのに、なぜにこんなに五月蝿くなったのだろう?
パットは緑っぽい青系の色をした奴。
本来ならば、パットを交換するのがいいのだろうが、来月車検も税金も控えているので予算がない。そんな奴がカムなんか買うんじゃない、なんて済んてしまったことを気にしてはいけない。

という訳で、安全のためには仕方がないので、一足先にGWに突入してフロントのブレーキローターを交換した。

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ジャッキアップしてタイヤを外す。

この状態で、キャリパーを外すとローターが外れる。
そこに新しいローターを装着して外したネジを締めれば交換完了。とても簡単。書くだけは(笑)













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キャリパーはこの二本のボルトで止まっている。
かなりのトルクで締まっているので、根性入れて緩めるように。

さすが、命のかかった部分は硬く締まっているなぁ...と思いつつ、締めていたのは内緒である。手でメガネを回すくらいでは間違ってもネジは切れないので安心して作業してください。(爆)

赤く囲った部分は見てはいけないもの。

うーむ、このまま忘れてしまっていいのだろうか?




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ラインの作業員が、単調な作業で眠くなったりしないように、日産では車体のあちこちに知恵の輪を用意してあるようである。

アームの手前にブレーキ配管、裏にブラケットが通っている。ブラケットを配管に止めているボルトはアームが邪魔で外せない。

どうせいっちゅうんじゃい!

とりあえず写真の二本のボルトを外してから配管にブラケットを止めているボルトを緩めようとしたが、硬くて緩まず。

気の短いなんでも屋は無理やり外した。当然ながら、組む際にブラケットの穴位置が合わずにちょっとだけ後悔した。

キャリパーからローターを抜く際、普通はパットが引っかかるので、あらかじめキャリパーのピストンを引っ込めておく必要がある。なんでも屋はウォーターポンププライヤーを使ってパットの座金とキャリパーをくわえてピストンを押した。4ポットなので4回の作業が必要。傷がいやな人はウェスかなにかでキャリパーを保護しないとギタギタになる。
残念ながら、なんでも屋もしっかりウェスで保護しました。一瞬期待したでしょ?>読んでる人(笑)


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左が車についてた2ピースの社外品ローター

右はヤフオクで手に入れたブレンボ用ノーマルローター

それなりに磨耗はしているが、ノーマルパッドだったらしく磨耗面の荒れはさほどでもない。
これで鳴きが止まるといいなぁ。

外したローターはそのうち研磨に出すことにする。その後、また戻すかヤフオクに行くかはお財布の具合次第。

あとは逆の手順で組むだけ。
重要保安部品ですので、トルク管理はしっかりやってください。
緩んでいたら笑えませんぜ。

左側も同様に交換完了。
こちらは配管の傷はちょっとしかなかった。

前にショックを交換した際、ホイールナットを締め忘れていた前科があるので、今回はしっかり締めた。


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2005年04月27日

アクセルチューニング

前々から気になっていたお手軽チューニングをやってみました。

なんでも、スカイラインはアクセルペダルの取り付け部の剛性が弱くて、踏み込みに
対してリニアに動いていないんだそうな。
今まで気になったことはないのですが、ペダル位置が不満だったので、位置調整も
兼ねて作業してみました。

運転席の下に潜ってペダルの取り付け部を確認して寸法取り。
ペダルを動かすと、確かにグラグラ動いています。

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アルミの平板を曲げて穴を開けて切断
所要時間10分

アルミのアングルで作るともっとしっかりしたものができるようですが、在庫が無いのとなにより加工に精度が必要になるのでめんどくさい。(爆)

効果のほども疑わしいので、これで十分。










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んで、取り付け
うげっ、埃だらけやん。

ボルトを二本外して、作成したスペーサをかますだけ。
所要時間10分。

採寸から加工取り付けまで、およそ30分ほどで完成しました。

















その効果のほどは?

う、うぉお(@_@)
まるでノーマルROMをチューニングROMに変えたような滑らかな加速。
右足の親指のミリ単位の動きにエンジンがついてくるようです。
気持ちいいー。

3ミリほどペダルも上がって、ヒール&トーもやり易くなりました。

費用もかからず、効果絶大!
これはお勧めです。

ブラケットを一個追加するだけなのに、なんでやらなかったのだ?>日産


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2005年04月26日

カム交換

予告してあった、カムシャフト交換の手順を説明する。

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まずはカムが出てくるまでカバー類を外していく>手抜き

セカンダリータービンのインテークパイプは外さないとカムカバーのネジとインテークパイプのナットが緩められません。

銀色のインテークパイプは外したほうが作業しやすいですが、プライマリータービンとの接合のナットを緩めれば知恵の輪でEXカムカバーを取り外すことが可能です。

IN側は左に見える黒いインジェクターの配線カバー?を外しておきます。

見た目に非常に邪魔そうなタワーバーは見たとおり邪魔ですので、外したほうが作業はし易い。
なんでも屋はめんどくさがりなので、外さずにすむものはそのままで作業を進めます。このためにかけなくてもいい時間をかけて、傷を増やして、結局は邪魔者を外すはめになることもしばしば。

手前に見えるカムスプロケットも外してその裏にあるカバーのネジも4本外します。
写真をたくさん撮ったつもりが、肝心の写真がありません。作業に夢中で撮り忘れたらしい。

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カムキャップの3番、4番に妙なカバーがあるのでこれを外しておきます。

なんでも屋は間抜けなので、このナットが共締めになってるものと思ってカムキャップを緩めてしまいました。カバーを外してびっくり仰天、その下に緩んでいないカムキャップが隠れていたではありませんか。あわてて緩めたけど、カムが傾いて抜けなくなってしまい、泣きながら再度カムキャップを装着しなおしました。カムが折れなかったのでよしとしよう。

そうそう、スプロケットの裏の黒いカバーはちゃんとネジを外しておかないと、カムが浮いたときに当たって抜けなくなります。スプロケットを外さないと緩まないネジがありますので、片側だけのカム交換でも両側のスプロケットを外す必要があります。これもさぼって外さずやってカムキャップを締めなおすことになりました。(泣)

カムキャップは外すときは外側から、締めるときは内側から、少しずつカムが傾かないように順番に回していきます。これを守らないと最悪カム折損、良くても一番手前のフランジが噛んで作業のやり直しになります。

カムが外せたら、逆の手順で組み付けます。
外す前に合いマークをしっかり確認しましょう。タイミングベルトにマジックで印をつけておくと山を飛ばしたりする事故を防げます。←学習した(笑)

☆裏技集
写真ではプラグを外してありませんが、上死点の確認(プラグ穴からドライバーを突っ込んで一番上になるのを確認する)もできますし、圧縮がないのでカムの回転も楽ですので外したほうがいいです。

カムタイミングを合わせるまでは、ピストンは上死点からずらせておいたほうがいいです。カムを回したときに上死点のピストンと開いたバルブとが熱いキッスを交わすことがあります。←やった(笑)

クランクを回すのは、右手前にあるコンプレッサー?のボルトを19番のメガネで回せばいいです。ベルトが滑るので、組み方を間違って万一バルブクラッシュしても安全です。

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このパイプはタイミングベルトカバーにネジ留めされています。外してしまったほうが作業は簡単です。でも、抜いてしまうと冷却水が出てきちゃいますのでなにかと面倒です。これを抜けないぎりぎりまで引っ張り出しておくと、タイミングベルトカバーを外すことができます。ただし、カバーの傷は覚悟してください。おいらのカバーは何度も着脱を繰り返したので傷だらけです。




最後に、交換用のカムは組む前にちゃんとプロフィールを確認しておきましょうね。
なんでも屋は組み終わってから違う物を組んだことに気が付きました。IN260/EX270のはずが、IN270/EX260だったのだぁ。ROMでセッティング出せるかなぁ?

ずいぶんはしょりましたので、ご質問があればどうぞ。


at 11:23|PermalinkComments(0)